産業容器の営業は、決して華やかなものではありません。
ドラマで見るような、ビックプロジェクトに参画とか、お客様の一生を左右するとかそんな仕事はないかもしれません。
毎日、コツコツとお客様のご要望に対応することが一つの仕事です。
　しかし、産業容器はお客様の仕事にとってなくてはならないものであると実感する瞬間があります。
　お客様から「取引先から缶が出荷できない、尼崎容器さん明日に５０本用意できる？」
と電話をいただく。「お客様はこの缶がなければ、工場がストップする・・・」それを私は知っているので、生産部と運送部にお願いをして納品をする。「助かった・・・」とお客様からお電話をいただく、その時お客様の役に立っているという実感が生まれてくる。

営業は、お客様から自社を選んでもらうための、いわば窓口です。
モノを売るだけであれば、どこの会社も同じで、価格競争になってしまいます。
お客様からの要望をいかにキャッチして、お客様のニーズに合った商品を
私たちが提供する。
一見、無理難題を言っているようにもとらえがちですが、お客様の本当の
ニーズをつかむこと、提案できるスキルを持つことが
お客様にとっても、私たちにとっても大きな利益をもたらしてくれること
それが、自己成長につながっていると感じています。

私たちの取り扱う商品は、デパート、スーパー、コンビニなどで販売されているものではありません。
しかし、私たちが販売したお客様の商品が、店頭に並んでいる時に、
この商品の製造過程で、私たちの商品が使われていると思うとわくわくします。
お客様の売上や、利益が上がった時や、新聞紙面に情報が載った時などもわくわくします。
お客様と寄り添い、成長を支えているからこそ、私たちが存在するのだと考えています。